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釣手土器と釣手守り 発売までの道のりは長い

神奈川県寒川町の岡田遺跡からは多数の土器や石器が出土していますが、

なかでも出土状態の良くて、珍しい形の『釣手土器』があります。

 

釣手土器

 

他の出土遺物はこちらでご覧いただけます。

岡田遺跡出土遺物(縄文土器)寒川町ホームページ

 

この釣手土器をミニチュアにして『釣手守り』を作りたい!

キャラクターを作って、寒川町のPR活動をしたい!

 

 キャラクターは『つりで君とさむかわドッキーズ』が誕生して、地味にInstagramで活動中。

 さむかわドッキーズ

 

そう思ってから、寒川町の教育委員会に申請をして許可をいただき

作品作りを進めていますが、まず扱い慣れている銀粘土で制作。

 

銀粘土の釣手土器 銀粘土の釣手土器2

 

そこから違う大きさ、いろいろな素材で試作。

 

 

これでいいかな♪となってからがまた苦難の道・・・

シリコンで型取りをしてみましたが、上下ではうまくいかず、

三分割してやっと型ができました。

次にテラコッタ粘土やオーブン粘土でシリコン型を使って作ってみました。

テラコッタ粘土は色も本物と似ていて見た目はいいのですが、

触ると手に粉がついてしまって、難あり。。。

オーブン粘土で作ったこちらの二点でなんとか完成。

 

釣手守り

 

大きい方は、中に粘土の玉を入れてあるので、振ると音も鳴ります。

やんわりとですが(笑)

ここまで辿り着いたのが約1年前。

ただ、手がかかりすぎて今だに商品化には至らず、そのまま眠っています^^;

発売までの道のりはまだ長そうです。

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