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フロストタイプのプラバンて何が違うの?

今週末28日土曜日に、寒川町の南部文化福祉会館で「子どもプラバン教室」を行います。

今回で3回目。

父の日に向けて、カエルのお守りを作ります。

教室では、毎回半透明フロストタイプのプラバンを使用しています。

今日はこの半透明フロストタイプのプラバンについて書きたいと思います。

プラバンとは

プラバンとはプラスチックの板のことで、熱を加えると縮みます。

薄い状態の時に、ハサミやカッターナイフで簡単に切ることができるので

キーホルダーやアクセサリー作りなどに使われています。

 

100円ショップに行くと、様々な種類のプラバンが置いてあります。

一番多いのが透明タイプ。半透明のフロストタイプ、不透明のもので白や黒、柄がプリントされているもの。

プリンターで印刷ができるプラバンと様々です。

厚みもいろいろあります。

ピアスなどのアクセサリーには0.2mm、ヘアアクセサリーやブローチなどには0.3mmを目安に。

0.4mmの厚みだと、かなりしっかりしたものが作れます。

半透明のフロストタイプは、ナカトシの「半透明クラフトプラバン」を使っています。

 

フロストタイププラバン プラバン 

 

どのくらい縮むの?

 

4分の1から5分の1ぐらいに縮みます。

プラバンによって異なりますので、パッケージをご参照ください。

写真のフロストタイプは、4分の1強以上縮みますね。

カットした大きさやデザインによっても違ってきますが、こちらのプラバンは

若干横方向の縮みが大きいですが、ほぼ均等な縮率で歪みも少ないです。

 

 

 

フロストタイプの特徴

 

透明なプラバンは、油性ペンなどで描くことができますが、色鉛筆やパステルなどを使用したいときは紙やすりで表面に細かい傷をつけてから使用します。

フロストタイプは、片面にフロスト(すりガラス調)の加工がしてあるので、紙やすりの作業をする手間がなく色鉛筆などを使うことができて、しかもムラもなく綺麗に仕上がります。

透明タイプと同じように100円ショップで購入することができますが、小さめなB5サイズ。

しかしながら、仕上がりの綺麗さと手間を考えるとコスパの高いプラバンだと思います。

 

着色のしかたと注意点

 

パステルは、塗ると粉が出てきます。軽く塗った後にティッシュや綿棒で粉を拭き取るように馴染ませていきます。

縮むことにより、色も熱を加える前より濃くなりますので、薄いかな〜くらいが丁度いい気がします。

色鉛筆は色ムラが出やすいので、力を入れすぎずに軽く塗り重ねていくと綺麗に塗れますよ♪

気になるときは、パステル同様にティッシュで馴染ませます。

 

気をつけたいのは白。

すりガラス調で白っぽいですが、白ではないです。

熱を加えるとこんな感じです。

 

 

レジンや透明マニキュアを塗ると、透け感が増します。

色を塗った面に仕上げのコーティングをしたり、ブローチピン等をレジンで着けるときなど

塗った部分だけ透けて見えてきます。

 

 

ブローチピンが透けないようにするには、裏側のレジンに白く色をつけると見えにくくなります。

 

子どもから大人まで楽しめるプラバン。

ぜひオリジナル作品を作ってみてください☆

次回は、切り方について書きたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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